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「花菖蒲」 [日常]

写真は 黄色い花菖蒲


花菖蒲22.jpg


【写真は 紫色花菖蒲】


日豊本線にちりん22.png
各地の菖蒲園で花菖蒲が咲き誇っています。梅雨時の代表的な花の一つです。花菖蒲は2,000種以上といわれるほどに品種が多く、花の色は、紫から白やピンクまで多種多様。花の形も一重あり、八重咲あり、さらに私たちの想像を超えるような「変わり咲」の種類も多く、見る者を飽きさせません。


花菖蒲がこれほど品種を増やした陰には、江戸時代後期の旗本・松平定朝(通称・菖翁 しょうおう)の努力がありました。


定朝は京都西町奉行などを務める傍ら、花菖蒲を愛しました。江戸麻布の2,400坪の邸宅には、各地から変わった色や形を集め、これらを60年以上に渡って交配させ、新品種の開発に取り組みました。


定朝が84歳でなくなるまでに作った新品種は300種近くに上ります。その見事さは江戸中の評判になり、多くの見学者が邸宅の押しかました。


そればかりでなく、現代において私たちが見ることができる花菖蒲の大多数も、彼が作り出した品種の子孫であるといわれています。


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